iPad A16と第10世代はどっちを買うべき?違い・比較と選び方を徹底解説

2025年に登場したiPad A16モデルは価格と性能のバランスから注目を集める一方、iPad 第10世代も型落ちとなった今、値下がりしてコスパの高さが際立つ存在になっています。
でも実際に選ぶとなるとこんな悩みが浮かんでくると思います。
- スペック差はどれくらいあるの?
- まだ第10世代って選んでいいの?
- ストレージや性能でどっちが安心?
この記事では、iPadを7台以上使ってきた筆者が、A16と第10世代の違いをわかりやすく比較して、あなたに合った選び方を提案します。
結論:用途と予算に応じて選べばどちらもおすすめ!
- ストレージに余裕がほしい
- 複数年使い続けたい
- 動作の快適さを重視したい
- 価格を重視したい
- 主な用途はネットや動画視聴
- 初めてのiPadとして試したい
比較項目 | iPad 第10世代 | iPad A16 |
---|---|---|
発売時期 | 2022年10月 | 2025年3月 |
処理性能 | A14 Bionic | A16 |
ストレージ | 64/256GB | 128/256/512GB |
ディスプレイ | 10.9インチ | 11インチ |
最新価格 | 50,800円 | 58,800円 |


iPad A16と第10世代、何が違う?
デザインやサイズ感は非常に似ていますが、以下の点でアップデートしています。
- 処理性能が34%高速化
- ストレージ容量が倍増
A16は34%高速化。日常作業がよりスムーズに
iPad A16は、iPhone 15 (2023)と同じ「A16チップ」を搭載したモデルです。
前世代のiPad 第10世代に搭載されていた「A14 Bionic」と比べて、34%性能が向上しました。

動画編集や3Dモデリングのような高負荷作業にはやや不向きなものの、低〜中程度の負荷の作業をよりスムーズにこなすことができます。

作業内容 | 負荷 | アプリ例 |
---|---|---|
SNS・ブラウジング | 低 | Safari, Instagram |
写真編集・文書作成 | 中 | Lightroom, Office |
動画編集・3D設計 | 高 | LumaFusion, Shapr3D |
- 低負荷作業の例
-
- ウェブブラウジング:SafariやChromeでのインターネット閲覧
- SNS:InstagramやXなどの閲覧やメッセージ送信
- 動画視聴:YouTubeやNetflixなどストリーミングアプリでの動画視聴
- 読書・PDF閲覧:KindleやAdobe Readerでの電子書籍やPDFの閲覧
- メモ:Apple NotesやNotionでの日常的なメモやアイデアを書き留める作業
- 軽いゲーム:パズルやボードゲームなどの処理の軽いゲーム
- 中負荷作業の例
-
- 写真編集:LightroomやPhotoshopでの簡単な写真加工やフィルター処理
- イラスト制作:ProcreateやAdobe Frescoでの基本的なイラスト作成
- 文書作成:Microsoft OfficeやGoogle Docsでの文書作成や表計算などの作業
- ゲーム:3Dゲームなどのある程度の処理能力が求められるゲーム
- 軽度の音楽制作:GarageBandなどのアプリでの簡単な曲の制作や編集
- 高負荷作業の例
-
- 動画編集:iMovieやLumaFusionを使った高解像度動画の編集作業
- 3DモデリングやCAD作業:Shapr3DやuMakeなどでの3Dモデリングや設計作業
- プロレベルのイラスト制作:高解像度で多数のレイヤーを使ったイラスト制作
- 高度な音楽制作:Cubasisなどのアプリで多数のトラックを使用した楽曲制作
- ARアプリの開発:ARKitを使ったARアプリの制作やデモンストレーション
ストレージは2倍に、価格はそのまま。実質“値下げ”に
iPad A16ではストレージ容量が倍増したにもかかわらず、価格はほぼ据え置き。実質的には“値下げ”されたといえるアップデートです。
従来のiPad 第10世代では、64GB / 256GBというラインナップでしたが、iPad A16では128GB / 256GB / 512GBと、最小・最大容量ともに増加しています。

さらに注目したいのが価格の変化です。
たとえば中間容量の256GBモデルでは、iPad A16の方がiPad 第10世代よりも1万円安くなっています。
ストレージ | iPad 第10世代 | iPad A16 |
64GB | 58,800円 | – |
128GB | – | 58,800円 |
256GB | 84,800円 | 74,800円 |
512GB | – | 110,800円 |
これは、iPadで写真・動画の編集や保存をしたい人にとって大きなメリット。
ストレージに余裕があると、作業の自由度も上がり、快適さがグッと増します。


A16モデルを選ぶべき人
新しさ・余裕・長期使用を重視するならiPad A16がおすすめです。
- ストレージに余裕がほしい
- 複数年使い続けたい
- 動作の快適さを重視したい
チップはiPhone 15と同じA16チップを搭載し、動作もサクサク。
特に注目すべきはストレージ容量が128GB〜に引き上げられた点。第10世代の64GBモデルでは「動画を入れたらすぐいっぱいになる…」という声も多かったため、この改善は大きな進化です。
また、最大512GBまで選べるため、写真・動画・アプリをたくさん保存したい人にとっては長く安心して使えるモデルです。

第10世代を選ぶべき人
価格重視&ライトユーザーならiPad 第10世代がベスト。
- 価格を重視したい
- 主な用途はネットや動画視聴
- 初めてのiPadとして試したい
A16の登場によって、iPad 第10世代は“型落ち”になりましたが、そのぶん価格が下がっています。
2025年3月現在ではAmazonや量販店で5万円前後で購入できることも多く、Apple製品としては破格のコスパ。
動画視聴、ネット、SNS、簡単な資料作成くらいなら全く問題なし。学習用やサブ端末、子ども用としても非常に優秀です。
「必要十分な性能があればOK」「Apple Pencilも軽く使えればいい」という人には、今が買いどきです。
実際に購入したレビュー記事はこちら。


どっちを選ぶべき?用途別まとめ
どちらのモデルも良い点があります。あなたの使い方に合わせて選ぶのが正解です。
目的/重視すること | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
長く使いたい | A16 | チップに安心感がある |
写真や動画をたくさん保存 | A16 | ストレージに余裕がある |
価格重視 | 第10世代 | 値下がり中。コスパ◎ |
子どもや家族用 | 第10世代 | 初期費用が抑えられる |
動画視聴/勉強 | どちらもOK | どちらも十分な性 |
どちらを選んでも、iPadの使いやすさや楽しさは十分に味わえます。
あなたのスタイルや目的に合った1台を見つける手助けになれば嬉しいです。


A16・第10世代、どちらを選んでも使える周辺機器
iPad A16と第10世代は、本体サイズ・ポート・ディスプレイ仕様が共通しており、基本的な周辺機器は互換性があります。
ケース・フィルム・スタンドなどを購入する際は、第10世代用のアクセサリを選べば問題ありません。
