iPadとiPad Airの違いを徹底比較!2024年版
iPadはiPhoneと操作性が近く、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
ですがいざiPadの購入を考えたとき以下のような疑問を持つ方もいると思います。
- iPad(標準モデル)とiPad Airの違いは?
- できることが違うの?
そんな疑問を持つ方のために、本記事ではiPad(標準モデル)とiPad Airの違いについて、使用感に影響を与える違いに注目してご紹介します。
細かいスペックではなく、初心者の方でも分かる違いを紹介します!
大前提:できることは同じ
まず大前提として、iPadはどのモデルでもできることは同じです。
iPadはアプリ上で全ての作業を行うため、iPad Proでも使われるプロフェッショナルなアプリもiPad(標準モデル)にインストールすることが可能です。
ではできることが同じであるiPad(標準モデル)とiPad Airの違いがどこにあるのか。
それは、ハードウェア面とソフトウェア面にあります。
違い:ハードウェア編
ハードウェアにおけるiPad(標準モデル)とiPad Airの主な違いは以下の通りです。
- フルラミネーションディスプレイ
- 対応Apple Pencil
- 対応キーボード
フルラミネーションディスプレイ
iPad Air 第5/6世代はフルラミネーションディスプレイに対応していますが、iPad 第10世代は対応していません。
コンテンツ表示画面を保護するガラスが薄くなったものがフルラミネーションディスプレイです
フルラミネーションに対応することでより紙に近い描き心地になります。
優れた描き心地を求める方にはiPad Airがおすすめです
対応Apple Pencil
これまで発表されたApple Pencilは4種類あります。
- Apple Pencil Pro
ハイエンド向けモデル。効率化が図れる最新機能が利用可能 - Apple Pencil 2
1世代前のハイエンドモデル。型落ちiPadで利用可能 - Apple Pencil (USB-C)
スタンダードモデル。基本的な機能が利用可能 - Apple Pencil 1
1世代前のスタンダードモデル。現在使うメリットは少ない
- iPad Air 第6世代 (M2モデル)
→ Apple Pencil Pro
→ Apple Pencil (USB-C)
- iPad 第10世代
→ Apple Pencil (USB-C)
→ Apple Pencil 1
Apple Pencilはメモやノートを取る程度という方はApple Pencil (USB-C)に対応しているiPad 第10世代でも十分利用可能です。
Apple Pencilでガッツリイラストを描きたい方はApple Pencil ProやApple Pencil 2に対応しているiPad Airをおすすめします。
対応キーボード
これまでAppleから発売されたiPad用のキーボードは5種類です。
- iPad Pro用 Magic Keyboard
- Magic Keyboard
- Magic Keyboard Folio
- Smart Keyboard Folio
- Smart Keyboard
- iPad Air 第6世代 (M2モデル)
→ Magic Keyboard - iPad 第10世代
→ Magic Keyboard Folio
Magic Keyboardはフローティングデザインでコンパクトにキーボードを使用できます。
Magic Keyboard Folioは本体とキーボードが着脱可能で多用途に対応できます。
iPadと一体感のある使用感を求める方にはMagic Keyboardがおすすめ
iPadを着脱してフレキシブルに使いたい方はMagic Keyboard Folioがおすすめ
違い:ソフトウェア編
ソフトウェアにおけるiPad(標準モデル)とiPad Airの主な違いは以下の通りです。
- ステージマネージャ
- Apple Intelligence
1. ステージマネージャ
ステージマネージャは複数のウィンドウを表示できる機能です。
ステージマネージャの対応モデルは一部のiPad Pro / iPad Airです。
- iPad Air(第5世代)
- 11インチiPad Air(M2)
- 13インチiPad Air(M2)
- 11インチiPad Pro(全世代)
- 12.9インチiPad Pro(第3世代以降)
- 13インチiPad Pro(M4)
iPad(標準モデル)は第10世代を含めてステージマネージャに対応していません。
複数のディスプレイを見ながら効率よく作業したい場合はiPad Airがおすすめ
2. Apple Intelligence
米国から先行利用が開始しているAppleのAI機能であるApple Intelligenceは、来年2025年に日本語対応する予定です。
そんなApple Intelligenceに対応しているiPadは次のモデルです。
- iPad mini (A17 Pro)
- 11インチiPad Air (第5世代以降)
- 13インチiPad Air (M2)
- 11インチiPad Pro (第3世代以降)
- 12.9インチiPad Pro (第5世代以降)
- 13インチiPad Pro (M4)
ステージマネージャと同様に、iPad(標準モデル)は第10世代を含めてApple Intelligenceに対応していません。
最新のApple Intelligenceを使ってみたい人はiPad Pro/Air/miniがおすすめ
iPad(標準モデル)とiPad Airの違いまとめ
iPad(標準モデル)とiPad Airでインストールできるアプリに違いはありません。
その上で、以下のように整理できます。
- 初期費用を抑えたい/初めてiPadを買う人
→ iPad(標準モデル) - より快適に作業を行いたい人
→ iPad Air
特に初めてiPadを買う人にはiPad(標準モデル)をおすすめします
iPad(標準モデル)は、ライトユーザーにとってiPad ProやiPad Airとできることがほぼ変わらないにもかかわらず、その半分以下の価格で手に入る圧倒的なコストパフォーマンスを誇ります
iPad 第10世代について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
参考:【2025年】iPad 第10世代の評価と使い勝手を徹底レビュー!
iPad Airはもっと効率的に作業を進めたい人におすすめです
フルラミネーションディスプレイで快適な描き心地
多機能なApple Pencilと一体感のあるMagic Keyboard
情報取得速度が上がるステージマネージャ
最先端のApple Intelligenceによるクリエイティブ活動
それでは今日も素敵なAppleライフを送ってください
おまけ:iPadの選び方
iPad ProやiPad miniを含めたiPadの選び方はこちらで解説しています。