13インチ MacBook Air M2モデル 長期レビュー【M3と比較】
発売から時間が経った型落ちの13インチ MacBook Air M2モデル
長期間使用してきた経験をあらためてレビューとしてまとめます。
初期費用を抑えたいけど型落ちって問題ない?
M2モデルについて知りたい!
そんな方のお悩みを解決していきます。
これまで多くのMacBookを使用してきたため、ぜひ参考にしてください!
- 13インチ MacBook Air (2013)
- 13インチ MacBook Air (2019)
- Mac mini (M2)
- 13インチ MacBook Air (M2)
- 14インチ MacBook Pro (M2Pro)
最新ラインナップを含めた選び方についてはこちらをご覧ください。
特徴|洗練された最新デザイン
洗練された最新フラットデザイン
MacBook Air M2モデルは、14年続いた「くさび状デザイン」からiPadのような「薄型フラットデザイン」に進化しました。
部品が極めて効率的に組み込まれ、20%の体積削減を実現しています。
所有欲を満たす美しいデザインです。
大きい&美しいディスプレイ
前世代M1モデルからベゼルが狭くなり、13.3インチ→13.6インチに画面が拡大しました。
画質もRetinaディスプレイからLiquid Retinaディスプレイに進化。輝度も400ニトから500ニトに進化したため、外出先での作業がより快適になります。
Liquid Retina はRetinaより色表現の幅が広がり、解像度も向上しました。
豊かなコントラストとシャープな文字表示は他のデバイスとは一線を画します。
スピーカーが増え立体的な音質に
M1モデルではキーボード左右にスピーカーが配置される「2スピーカー」でしたが、M2モデルではヒンジ部分に配置された「4スピーカー」に改良されました。
見た目がシンプルになり、デザイン性も向上しています。
外部スピーカーなしでも十分快適にBGMが聞けます
おすすめポイント | 柔軟性と性能
初めてMacBookを買う人におすすめしたい特徴があります。
作業スタイルに柔軟に対応
MacBook Airは初心者から熟練者まで幅広い作業スタイルに対応できる柔軟性を持ちます。
ミニマルな作業環境でスタートしたときは、その軽やかさでスムーズな作業開始をサポート。
MacBookは起動待機時間が短いことが特徴です。
iPhoneやiPadのように瞬間的にスリープから起動して作業を始められるため、作業ハードルが下がり、MacBookに触れる機会が増える好循環が生まれます。
ガッツリ使いこなしたくなっても、充実の拡張性でパワフルに作業をサポート。
外部ディスプレイやキーボード、トラックボールなどの効率化アクセサリーに対応しているため、複雑な作業も効率的にこなせる環境を構築可能です。
愛用している周辺機器についてはこちら
初心者が成長するプロセスを支え、使いこなすまでの道のりを一緒に歩んでくれる心強いパートナーになります。
2022年モデルでも十分現役で使える
2022年に発売された型落ちモデルですが、現在も十分現役で活躍できます。
これは、M2チップの圧倒的な性能と効率性によるものです。Intel製と比べて、CPUやGPU性能が向上しており、バッテリー持ちも格段に良くなっています。
- 画像にフィルターやエフェクトをつける処理:5倍(500%)
- 動画編集で複数のタイムラインを処理:15倍(1500%)
- 同じ処理に必要な消費電力:4分の1(75%減)
20%増とかではなく”何倍”にもなっているのはまさゲームチェンジャーです
Apple公式で耐用年数は4年とされていますが、実際にはさらに長期間快適に使用できることが多いです。
このようにM2モデルは2025年もバリバリ現役で使用することができてコスパ最強です。
注意点|購入前に知るべきポイント
3つの注意点も紹介します。
インタフェースはUSB-Cが2つ
MacBook Airシリーズはシンプルさを突き詰めているため、外部アクセサリーとの接続ポートは2つまでになっています。
しかし、M2モデルにはMagSafeポートが搭載されたため、2つのUSB-Cポートを最大限生かすことができるようになりました。
M1モデルやintelモデルではMagSafeポートはありません。
USB-Cポート1つを電源に使用する必要があり、実質ポートは1つでした。
初心者には2つで十分な場合が多いですが、もし3つ以上使いたい場合はUSBハブを利用すると便利です。
外部ディスプレイは1台まで
M2モデルが接続できる外部ディスプレイは1台のみです。
2台以上使ってガッツリ作業したいという方はMacBook ProやMacBook Air M3モデルの検討をおすすめします。
iPadのSidecar機能は1枚制限を受けないため、2枚目のディスプレイとして利用可能
メモリは16GBを選ぼう
2024年10月以前はメモリが8GBのモデルが販売されていました。
メモリ8GBは負荷のかかる作業を行う場合には物足りなさを感じる可能性があるため、しっかり使っていきたい方はメモリが16GBであることを確認しましょう
- マルチタスク
YouTubeを流しながら複数タブで作業 - 動画編集
Final Cut ProやPremiere Proを使った複数のタイムライン操作 - プログラミング
フロントエンドとバックエンドを同時に実行するWebアプリ開発
2024年10月からはApple公式ストアでは16GBが標準になりました
M3モデルとの比較
ここではM2モデルがM3モデルとの違いを紹介します。
- 「Dynamic Caching」による3Dデータ処理向上
-
M3チップでは3Dゲームなどの3Dレンダリング処理性能が約5倍以上と大幅に高速化しました。
これはM3モデルから採用された「Dynamic Caching」機能によるものです。Dynamic Cachingはこれまで無駄に使用してきたユニファイドメモリ(処理リソース)を動的に使用できる技術です。これにより使えるメモリが少ない8GBや16GBモデルの性能向上が実現されます。
3Dゲームや3Dモデリングを行う方は違いを実感できると思います
こんな人におすすめ|M2モデルが向いている人
13インチ MacBook Air M2モデルは次のような方におすすめです
初めてMacBookを買う
13インチ MacBook Airは、MacBook初心者に最適なモデルです。
- 調べ物
- 家計管理
- 動画視聴
- レポート作成・オンライン授業
Apple製品の操作に慣れていない方でも、直感的な操作性と分かりやすいUIでスムーズに使い始めることができます。
できるだけ予算を抑えたい
M2チップを搭載した型落ちモデルは、最新のM3モデルに次ぐ性能を持ちつつ、価格が抑えられています。
バイト代で購入を考えている学生や、副業をスモールスタートしたい社会人など、予算を抑えたい方にピッタリです。
まとめ|初心者におすすめしたいM2モデル
初期費用を抑えたいけど型落ちって問題ない?
M2モデルについて知りたい!
そんな方のためにM2モデルのレビューとM3モデルとの違いを解説しました。
- 洗練された最新フラットデザイン
- 大きい&美しいディスプレイ
- スピーカーが増え立体的な音質に
iPhoneやiPadのような手軽さで、サクサク快適な作業体験ができる
ぜひMacBookを手に入れて素敵なAppleライフをお過ごしください!