【レビュー】14インチMacBook Pro M2 ProとMacBook Air M2の違いをリアルに比較!

MacBook Airを使っているけれど、

もう少し性能が欲しい

ディスプレイを2台接続したい
と思ったことはありませんか?
私もまさにその一人で、MacBook Air M2モデルから14インチMacBook Pro M2 Proモデルに買い替えた経歴があります。
半年間使用した今、その違いを実感できた点、意外と変わらなかった点をAirユーザーの視点からレビューしていきます。
- MacBook ProとAirの使用感の違い
- MacBook Proがおすすめの人
- MacBook Airがおすすめの人



MacBook Pro実機レビュー | Airとの違い
本体デザイン

14インチMacBook Proは、高級感と堅牢さを兼ね備えたデザインが特徴です。

アルミニウムボディはしっかりとした質感で、特にM2 Airよりも厚みと重さを感じます。

14インチMacBook Proは約1.6kgで、MacBook Airより約350g重いですがリュックで持ち運ぶ分には問題ないと感じました
- Airは薄型、持ち運びが快適
- Proは少し重いが、高級感と堅牢さを実感
処理性能

M2 Proチップは、複数アプリの切り替えや高負荷な作業でも快適に動作します。
私はAppleNurtureの運営用途で、ブラウザタブやアプリを並行して使用することが多いです。

- Figma:Figma Helper
- WordPress:Google Chrome Helper
- 外部ディスプレイ拡張:WindowServer
M2チップではレスポンスが遅れたり、フリーズすることがあったのに対し、M2 Proでは一切そのようなことはなく、動作が非常にスムーズです。

M2に限らず、ProやMaxを冠したチップシリーズはマルチコア性能が高いことが特徴。
型落ちでマルチタスクをガッツリ使いたい人はM2よりM2 Proをおすすめします。
- M2チップはシングルコア性能は高いが、マルチタスクには注意が必要
- M2 Proチップはマルチコア性能が高く、マルチタスクが快適
インタフェース

MacBook Proはポートが豊富で、USB-Cが3つ、HDMI、SDカードスロット、MagSafe充電ポートなどがあります。


- USB-C × 3
- HDMI
- SDカードスロット
- MagSafe充電ポート
これにより、HDMIケーブルをUSBハブなしで接続できるなど、作業環境を柔軟に拡張できる点が特に気に入っています。
- AirはUSB-Cが2つのみでUSBハブが必要になる
- Proはポートの豊富さと接続の自由度が大きな利点
ディスプレイ

14インチMacBook Proは、Liquid Retina XDRディスプレイを搭載しており、特に映像コンテンツを見ると、黒がより深く、色彩が鮮やかに感じます。

最大120HzのProMotionテクノロジーを搭載していますが、外部ディスプレイをメインで使用する場合はその恩恵は少ないと言えるでしょう。
- MacBook AirのLiquid Retinaディスプレイでも十分に綺麗
- MacBook Proは映像作品がより高精細に見れる
ディスプレイ出力

M2 Proは、最大2台の外部ディスプレイをサポートしており、これが非常に便利です。

2台のディスプレイを同時に使うことで、作業効率が大幅に向上しました。

- M2モデルは1台のみ接続可能
- M2 Proモデルは2台まで接続可能
スピーカー

MacBook Proの6スピーカーシステムは、音質にこだわる方には大きな違いがあります。

特に重低音がしっかりしていて、臨場感が増すため、映画や音楽を楽しむ際に非常に魅力的です。
キーボード

MacBook ProのMagic Keyboardは、打鍵感が快適で、長時間のタイピングでも疲れにくいです。

Airと比べて、打鍵感に大きな差は感じませんが、私はProのキーのベース部分が黒いデザインが気に入っています。
- Airと打鍵感や配列は同じ
- Proはデザインが異なる
バッテリー

MacBook Proは、最大18時間のバッテリー駆動ですが、実際に使ってみても、長時間の作業でも安心して使用できるという印象です。
ただ体感としてはMacBook Airも十分なバッテリー持ちだったので、優劣は感じられませんでした。
MacBook Airとの違いは体感できない

M2 Proモデル vs M2モデル
MacBook Pro (M2 Pro, 2023) | MacBook Air (M2, 2022) | |
本体デザイン | 堅牢・高級感◎ 1.6kg | 薄型軽量◎ 1.24kg |
処理性能 | M2 Pro搭載。高負荷作業に強い | M2搭載。軽作業向け |
インタフェース | USB-C×3、HDMI、SDカード、MagSafe | USB-C×2。拡張にはハブ必要 |
ディスプレイ | Liquid Retina XDR、ProMotion 120Hz | Liquid Retina、ProMotionなし |
ディスプレイ出力 | 外部ディスプレイ2台まで接続可 | 外部ディスプレイ1台まで |
スピーカー | 6スピーカー、重低音◎ | 4スピーカー、音質十分 |
キーボード | Magic Keyboard、黒ベースデザイン | Magic Keyboard採用。打鍵感はProとほぼ同じ |
バッテリー | 最大18時間。Airと体感差なし | 最大18時間。Proと同等 |
MacBook Proをおすすめする人

- 高性能が求めるプロユーザー
- 複数の外部ディスプレイを使いたい人
- 初期費用の高さを許容できる人
MacBook Proは、特に高性能を求めるプロフェッショナルや複数の外部ディスプレイを活用したい人に最適です。
動画編集、プログラミング、Web開発など、マルチタスクや高負荷作業を多く行う場合に、M2 Proチップがそのパフォーマンスを支えます。
外部ディスプレイ2台の接続や色精度が重要な作業(例:グラフィックデザイン)を行う場合にも、その性能が発揮されます。
価格の高さや重量が気にならないプロフェッショナルや高要求な作業をする人におすすめです。

MacBook Airをおすすめする人

ほとんどのユーザー(迷ったらAir)
MacBook Airはほとんどの人にとって十分な性能を提供し、Web閲覧、文章作成、軽~中度の動画編集を行うユーザーに最適です。
軽量で持ち運びやすく、コストパフォーマンスが非常に優れているため、学生やフリーランスなど、あらゆる目的で使いやすいノートパソコンとしておすすめできます。
MacBook Airはその軽さと薄さ、そしてM2チップの高性能で、コストを抑えつつ快適な作業環境を求める人にぴったりです。
外出先やカフェで作業することが多い人や、旅行の際にも軽いPCを持ち歩きたい人に特におすすめです。

MacBook Pro M2 Proモデルのレビューまとめ

14インチMacBook Pro M2 Proモデルは、高い処理能力と拡張性を求めるユーザーには非常に優れた選択肢です。特に外部ディスプレイ2台接続や高性能チップの恩恵を享受したい方には理想的です。

一方で、価格が高く、重量もあるため、軽さを重視するユーザーやコストパフォーマンスを重視するユーザーには、MacBook Airの方が適している場合もあります。

実際に購入/使用している周辺機器
NIMASO アンチグレアフィルム
画面を傷から守り、反射低減の効果もあるアンチグレアフィルムはNIMASOがおすすめです。

EooCoo マットクリアケース
本体に傷があると買取価格が1割~3割減額されることも珍しくありません。リセールバリューを維持するためにも保護ケースをつけることをおすすめします。
EooCooのマットクリアケースはつや消し加工が施され、MacBook本来のデザイン性を損なわないため気に入っています。

LUMOS (オールブラック) キーボードカバー
キーボードの上に被せて置くことでキーボードの劣化を防ぎます。
LUMOSのオールブラックはMacBook Proの黒ベースデザインを高い精度で再現している唯一の商品である点が気に入ってリピートしています。


ELECOM プロテクターフィルム
トラックパッドとパームレストに貼るプロテクターフィルフィルム。手の皮脂や手汗が気になる人はおすすめです。

キーボード | ロジクール MX KEYS MINI

ロジクール MX KEYS MINIは公式がクリエイター向けのミニマリストキーボードと謳う高品質なキーボード。
レビュー記事はこちらをご覧ください。


トラックボール | ロジクール M575SP

私が作業効率の向上を最も実感しているロジクール M575。
詳しくはこちらのレビュー記事をご覧ください。


ディスプレイ | Dell S2722QC

Dell S2722QCはMacBookと比べても遜色ない4K/IPSを搭載し、作業領域を広くしてくれます。
実際に使用したレビュー記事があるのでぜひ参考にしてください。

