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【納得】初心者におすすめなMacBookの選び方

jun
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どのMacBookを選べば良いのか分からない

損しない買い方を知りたい

この記事ではMacBookを賢く選ぶためのポイントを解説していきます。

特に初心者の方が最も悩む「どのモデルを選ぶべきか」だけでなく、妥協しなければいけないポイントも正直に紹介します。

本記事の内容
  • 初心者が選ぶべきMacBook
  • おすすめポイント
  • 知っておきたい注意点

MacBookを何台も使ってきた経験から導き出した考え方なので、ぜひ参考にしてください

Q
管理人JunのMacBook経歴

MacBookのざっくり全体像

2025年現在のざっくりとした立ち位置を図解しました。

MacBook-4章限

【結論】13インチMacBook Air M4

価格と性能のバランスが最も良い 13インチ MacBook Air (M4, 2025) が1番おすすめです

おすすめポイント
  • 自分に合った使い方ができる
  • 寿命が長く愛用し続けられる
  • トータルコストが抑えられる
注意点
  • USB-Cポートは2つ
  • ディスプレイ拡張は2画面まで

全ラインナップの中で最も守備範囲が広いモデルで、ガッツリ作業を行う一部のプロユーザー以外は満足できる製品です。

ポイント①: 自分に合った使い方ができる

MacBook Airシリーズはスタンダードモデルですが高いポテンシャルを持っています。

初めて買ったばかりのときは、iPhoneのような起動の速さと直感的な使い心地でミニマルな作業環境でも十分に性能を発揮します。

MacBook単体でミニマルに

慣れてきてからも、外部アクセサリーやディスプレイに対応しており、ユーザーの要望に応えてくれます。

周辺機器をカスタマイズしてガッツリと

直感的な操作性で初心者を支え、使いこなしてからも頼れるパートナーになります。

ポイント②: 寿命が長く愛用し続けられる

MacBookはOSサポート期間が長いため、長期間安心して使用できます。この特長によって、以下のメリットを享受できます。

OSサポート期間が長いことのメリット
  • セキュリティ対策や修理対応が長期間受けられる
  • 最新機能を購入後も利用できる
  • バグ修正やパフォーマンス改善が継続的に行われる

例えば、2025年時点の最新macOS「Sequoia」では、以下のモデルがサポート対象となっています。

  • MacBook Air 2020年モデル
  • MacBook Pro 2018年モデル

サポートが終了したモデルでも、セキュリティアップデートは約10年間提供されるため、実質的に10年間は使用可能です。

ただし、コストパフォーマンスを考慮すると、2〜3年での買い替えを検討することをおすすめします。

最新のMacBookを選べば、長期的に安心して使用でき、十分にコストを回収できるでしょう。

ポイント③: トータルコストが抑えられる

MacBookは型落ちモデルでも高い需要があり、買取価格(リセールバリュー)が高く維持されています。

例えば、購入から2~3年後に売却した場合、MacBookは約50%~70%の価格で下取りされることが一般的です。

この特徴により、次のようなメリットがあります。

高いリセールバリューのメリット
  • 使わなくなったモデルを手放しやすい
  • 新しいモデルへの買い替え時に、高い下取り価格で次の購入資金に充てられる

60%のリセールバリューで売れた場合、次回購入時の費用が実質40%になります。

初期費用が高く感じるMacBookですが、長期的に見るとトータルコストの低さを実感できるでしょう。

注意点①: USB-Cポートは2つ

スタンダードモデルであるMacBook AirはUSB-Cポートが2つのみとシンプルな設計です。

充電用のMagSafeポートは別にありますが、以下のようなデバイスを有線で接続したい場合、2つのUSB-Cポートでは足りなくなる可能性があります。

  • 外部ストレージ
  • キーボード/マウス
  • スピーカー

このような場合、以下のような「USBハブ」を使えば、3つ以上のUSB-CポートやUSB-Aポートを追加して、複数のデバイスを同時に接続することができます。

USB-Cポートを多く使いたい人は注意してください。

注意点②: ディスプレイ拡張は2画面まで

MacBook Air M4モデルは、以下のディスプレイ拡張に対応しています。

ほとんどのユーザーには十分と思いますが、3画面以上を使用したい場合は、MacBook Airだけでは対応できません。

もし3画面以上使用したい場合は

  • MacBook Proを購入する
  • iPadのSidecarを使用する

これらの方法で3画面以上のディスプレイ拡張が可能になります。

コラム:iPadのSidecar

iPadのSidecarは外部ディスプレイ制限を受けないため、2枚目のディスプレイとして利用可能です。

詳しくは iPadをMacのサブディスプレイに【Sidecar】 をご覧ください。

この2点が許容できるなら13インチ MacBook Air M4は初心者に自信を持っておすすめできるモデルです。

【廉価版】13インチ MacBook Air M1

「初期費用をなるべく抑えたい」という方におすすめなのは 13インチ MacBook Air (M1, 2020) です

おすすめポイント
  • 初期費用が10万円を下回る
    8~9万円で手に入るコスパ最強モデル。最新価格はこちらから
  • 流線的な本体デザイン
    2008年から続いた”くさび形デザイン”の最後のモデル

注意点は次の2点です

注意点
  • 最新モデルと比べて寿命が短い
    2020年発売のため最新モデルよりサポート期間が短い
  • ディスプレイ拡張は1画面まで
    本体に加えて外部ディスプレイを1台まで接続することができます

ガッツリ使いたい人にはやや物足りないかもしれませんが、ライトユーザーが快適に使う分には申し分ないモデルです。

M2/M3との違いを紹介しているのでぜひご覧ください。

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【中級者】強いこだわりがある人におすすめ

  • 外でも大画面で作業したい
    15インチ MacBook Air (M4)
  • 豊富なインタフェースが欲しい
    14インチ MacBook Pto (M4)

15インチ MacBook Air (M4, 2025)

15インチ MacBook Air (M4)は、大画面なのに軽いのが特徴のハイスタンダードモデル

おすすめポイント
  • 性能は標準なのに大画面
    標準M4チップを搭載し、16インチMacBook Proより10万円以上価格を抑えたモデル。Pro性能は必要ないけど大画面がいい方にピッタリ
  • 14インチProモデルより軽量
    ひとまわり小柄な14インチMacBook Pro (1.55kg)より軽量(1.51kg)。持ったときの身軽さが一段と感じられるこだわりモデル
  • 13インチモデルより音質が良い
    4スピーカーの13インチに対して6スピーカーを搭載。「フォースキャンセリングウーファー」と呼ばれる低音域用スピーカーでクリアな低音を実現

注意点は次の3点です

注意点
  • 価格が高い
    13インチモデルより3万円高い。「外でも大画面」に価値を見出す方におすすめ
    (家では外部ディスプレイを導入する方が低コスト&高パフォーマンス)
  • USB-Cポートが2つしかない (同13インチモデル)
    市販のUSBハブを使うことで豊富なポートを使えます(最も低コスト)
    余計なアクセサリーは持ちたくない方はProモデルの検討余地あり

14インチ MacBook Pro (M4, 2024)

14インチ MacBook Pro (M4)は、インタフェースが充実したアドバンスドモデル

おすすめポイント
  • 性能は標準だけどハード面が充実
    HDMIポートやSDカードリーダーを搭載し、ディスプレイ性能も高いモデル。Pro性能は必要ないけど豊富なインタフェースがいい方にピッタリ
  • 14インチProモデルより安い
    標準のM4チップを搭載することでM4 Proモデルから8万円価格を抑えたモデル。
  • ディスプレイを最大3画面表示可能
    本体を”開いた”状態で外部ディスプレイ2台に対応(合計3画面)

注意点は次の3点です

注意点
  • 価格が高い
    13インチモデルより8万円高い。上記特徴に価値を見出す方におすすめ
  • 重たい
    13インチモデル(1.24kg)より300g重たい1.55kg。軽量さを重視する方は注意

USBハブではなくMacBookに直接接続したい方におすすめです

【上級者】初心者が買ってはいけないモデル

  • 14インチ MacBook Pro (M4 Pro / Max)
  • 16インチ MacBook Pro (M4 Pro / Max)

14インチ MacBook Pro (M4 Pro/Max, 2024)

14インチ MacBook Pro (M4 Pro / Max)は、最高級の性能を持ったハイエンドモデルです

  • 最高級の処理能力
  • 持ち運びが多い
  • ツールへの投資を惜しまない
  • 複数ディスプレイに拡張

最高峰のスペックを小柄な14インチで使用したい方におすすめです

16インチ MacBook Pro (M4 Pro/Max, 2024)

16インチ MacBook Pro (M4 Pro / Max)は、最大画面&最高性能が特徴のフラッグシップモデルです

  • 最高級の処理能力
  • 広大な作業スペース
  • ツールへの投資を惜しまない
  • 複数ディスプレイに拡張

文字通り最高峰スペックを最大画面で使いたい方におすすめです

Q&A:こんな場合はどうすればいい?

ほとんどの人に「13インチMacBook Air」をおすすめできますが、以下に当てはまる場合についても紹介します。

  • 動画編集やプログラミングに挑戦したい
    メモリ16GBがおすすめ / 外部ディスプレイを検討しよう
  • 大画面で作業したいから15インチは?
    外部ディスプレイがおすすめ

動画編集やプログラミングに挑戦したい

動画編集やプログラミングに挑戦したい場合はCPUとメモリに気をつける必要があります。

CPUは、タスクの処理スピードのこと

メモリは、同時に処理できるタスクの数のこと

動画編集やプログラミングは速さが求められる処理を複数行う必要があるためメモリ8GBでは不足してしまい、処理に時間がかかってしまいます。

MacBook Air であっても、メモリは16GBにカスタマイズしたモデルをおすすめします。

また、動画編集やプログラミングは画面の大きさが作業効率に直結します。

本格的に動画編集やプログラミングに挑戦したい方は外部ディスプレイを使うことをおすすめします。

大画面で作業したいから15インチは?

MacBook Air M2モデルから15インチモデルが追加されたため、大画面で作業できる15インチが気になっている方もいるでしょう。

ですが、初心者には軽量な13インチモデルをおすすめします。

その理由は、13インチを選ぶことで、15インチとの差額で外部ディスプレイを購入し、作業環境をさらに充実できるからです。

Apple製品は単体でも素晴らしいプロダクトですが、周辺機器を自分好みにカスタマイズすることでさらに魅力を引き出すことができます。

13インチモデルの気軽に触れることができる特徴は初心者にも大きな利点ですし、MacBookにどんどん慣れていく近道にもなります。

そして、少し贅沢にカフェへ持ち出してみたり、思い切って外で使ってみるのも一つの楽しみです。MacBookはただのパソコンではなく、使うほどに自分だけの愛機になっていくプロダクトです。生活に寄り添い、記憶やこだわりが詰まっていく、まさに生活を豊かにしてくれる相棒と言えるでしょう。

MacBookの選び方まとめ

この記事では、MacBookのラインナップの全体像を解説するとともに、ケース別のおすすめモデルを紹介しました

ぜひご自身に合ったMacBookで素敵なAppleライフをお過ごしください!

13インチMacBook Air (M4, 2025)
長く使えるスタンダードモデル

M4チップを搭載し、洗練されたデザインと高いモバイル性を備えた最新モデル。基本的な性能を余裕をもってこなせるバランスの取れた選択肢。

13インチMacBook Air (M1, 2020)
最も低価格な廉価版モデル

型落ちではあるものの、高性能なM1チップを搭載し、十分なパフォーマンスを発揮するモデル。10万円を下回る低価格で初心者に最適の選択肢。

15インチ MacBook Air (M4, 2025)
大画面なのに軽いハイスタンダードモデル

大画面と薄型軽量のバランスを両立したモデル。MacBook Airのシンプルな設計をベースに、大きなディスプレイで作業効率を上げたい人向け。

14インチ MacBook Pro (M4, 2024)
インタフェース充実のアドバンスドモデル

最新のM4チップを搭載しつつ、HDMIやSDカードスロットなどプロ仕様のポートを装備したモデル。ビジネス用途に最適な設計。

14インチ MacBook Pro (M4Pro/Max, 2024)
最高級の性能を持ったハイエンドモデル

M4 Pro/Maxチップを搭載し、重い処理もスムーズにこなすモデル。プロ仕様の性能とポートを持ち、クリエイティブな作業に最適です。

14インチ MacBook Pro (M4Pro/Max, 2024)
最大画面&最高性能のフラッグシップモデル

MacBookシリーズの頂点に立つ、最大画面サイズと最高性能を誇るモデル。長時間の作業やクリエイティブなプロジェクトに最適なパワーと表示領域を提供。

おまけ:より快適な作業におすすめ

iPadとの相乗効果

MacBookはiPadと組み合わせることで、さらなる相乗効果が期待できます。

1. AirDrop
iPhone / iPad / MacBook 間のファイル送受信機能

2. Sidecar
iPadをMacのサブディスプレイとして活用できる機能

3. ユニバーサルクリップボード
異なるデバイス間で簡単にコピー&ペースト

4. ユニバーサルコントロール
MacやiPad間でカーソル操作を連携して操作

iPadの選び方についてはこちらをご覧ください

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